ウーマンラッシュアワー村本さんについて思うこと

ウーマンラッシュアワーの村本さんが、昨年のTHE MANZAIでの政治的な内容を取り扱ったネタ以降、良くも悪くも話題になっています。

個人的には、THE MANZAIのネタは一定の評価ができるのではと思っています。
評価できる部分は、ただ笑えるというだけではなく問題提起を含めた新たな漫才の提案をしたという部分。漫才としておもしろくなかったという意見もありますが、実験的ではあったのかなと思います。ちなみに、この漫才が国民に政治への意識を持ってもらう導火線だという意見については、あまり興味がありません。

その一方で、自分と政治的な考えが違うと感じた時、笑えなかったりするかもと思いました。ミュージシャンでも政治的な考え方を楽曲やライブパフォーマンス、ブログなどで表現するケースがよくありますが、正直アーティストとして好きな人でも、政治的な発言で冷めてしまうことがあるのです。。。

今回ウーマンラッシュアワーのネタは一般的な世論に寄った内容だったので比較的無難な感じでしたが、もし僕が東京都知事の小池百合子さんを支持していた場合は笑えなかっただろうなと思います。

また村本さんは政治的に無知だという意見も多いですが、それについては個人的にもそうだなと思う部分もあります。が、政治についてもっと意識を持つべきとは思うけど、いまいち良くわからないという層を代弁するという立ち位置を村本さんが担っているのかなとも思います。笑われながらも朝ナマで田原総一郎氏とガチで議論するなど、メンタルの強さはほんとすごいなと思います。ま、炎上商法的な打ち合わせ済みの番組進行だったという話もありますが。

政治的な考え方が違うと笑えないという風に書いたけど、本当はもっと政治について、フランクに議論できるのがいいんだろうなとは思う。先ほども書いたようにアーティストが政治的発言をしているのを聞いて冷める瞬間がどうしてもある。そうならない形で考え方を発信することはできないのかなと思う。それは、アーティスト側だけではなく僕ら受け取る側の問題でもあるのかもしれないけど。

ウーマン村本さんの場合は、あくまでネタであってそこまで深く政治について掘り下げるつもりはないのかなという感じの発言もありますが、この一件について思ったことを書いてみました。

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